2020年4月10日金曜日

今日の愛川中原中学校のようすです



 校舎周りを歩いてみると、優しい風に乗ってはらはらと花びらが落ちてきます。鳥の鳴き声がいつもより聞こえてきます。


草木や動物は、淡々とその営みを“いつもどおり”に進めていきます。


暖かくなれば花を咲かせ、静かに散っていく花びらの“いつもどおり”は、こんなにも圧倒的で、揺るぎないものだったのかと気づかされます。


新型コロナウイルスがもたらしたこの最悪の事態において、人と人とのつながりについて考えることが増えました。

日々、ニュースを見ていると、政治や物流、医療現場に携わる人々、私たち教員、地域に暮らす人、そして子ども達、保護者、あらゆる立場に、しっかりとした役割と目的があったのだと、今になって再確認させられます。

私たち人間も一人ひとりが、 “いつもどおり”を取り戻そうと、静かに、懸命に暮らしています。

 音をお伝えできませんが、生徒のいない静けさが伝わるでしょうか。

                                               

不思議なもので、子ども達がいると、彼らが使う机やイスにも躍動感を感じるものですが、彼らがいない間、それらはただのモノに戻ります。7日の学活の光景と見比べていただけると伝わると思います。

 そんな中、先生達は生徒や教職員の手が触れそうな箇所を消毒しました。
できることは全てやっておこうという気持ちです。


水道の蛇口も。

 生徒のみなさんは、今日はどんなふうに過ごしているでしょうか。

一気に宿題をやらず、計画的にこつこつと進めていきましょう。