2020年10月9日金曜日

1年生健康教育「大切な命」の感想

 ほけんだより特別号 

                  ~1年生健康教育講演会を終えて~

 10月7日(水)に、助産師 鈴木亜紀先生による 「大切な命」というテーマで講演会が行われました。はじめに配られたハートのカード。よく見たら“命の始まり”が見えました。そして、赤ちゃん(胎児)の生きる力、たくさんの工夫と知恵を知りました。最後に講師の先生がくれたメッセージを忘れないでくださいね。 

 ☆あなたが大切

 ☆あなたは生きる力を持っている  

 ☆生まれてきてくれてありがとう



<感想を一部紹介します>             

・12年前は、自分もハートの点みたいに小さかったなんてとても驚きました。出産も命がけで、自分のママや全世界のお母さんはとてもすごい人た ちだなと思いとても感謝しています。

・赤ちゃんってすごいなと思いました。最初は0.14mmだったのに、生まれてくるこ ろには50cmで体重は3kgほどになると聞いて、たった10ヶ月の間にものすごく成長するということを知れました。町中で妊婦さんを見つけて、もし困っていそうだったら声をかけて何か助けられることがあったら助けようと思います。

・生まれて、今生きているのが、いかに素晴らしい奇跡なのか学ぶことができました。これからも、この講演会を思い出して、前向きに一生懸命生きていきたいと思います。

・今日の授業を聞いて、赤ちゃんはものすごく大変な思いをして生まれてくるのだなと思いました。特に印象に残ったのは、骨盤の入り口が横長で、出口が縦長ということと、それに応じて赤ちゃんも回転しながら出てくるということです。その時に、あごを胸に付けたりするなどいろいろするということに驚きました。初めは、0.14mmだったのが、こんなに大きく育ててくれた親に感謝しなきゃと思いました。

・今回の「命」のお話を聞いて、赤ちゃんはお腹の中にいるときでも、目が見えたり、音が聞こえ たりできることにとてもおどろきました。そして、赤ちゃんが産まれるときは、90度回転しながら出てくることにもおどろきました。あんなに小さい穴から出てくることができることも、赤ちゃんは頭が良いんだなと思いました。

・いのちについて聞いてみて、子どもを産む女性もすごいと思ったし、産まれてくる子どももすごい力を使って産まれてくるということに、とてもおどろきました。そして、いのちを産むのを助ける助産師も女性や子どものために働いて、とてもかっこいいと思いました。

・生命の力ってすごいなぁーと改めて思いました。今まで何回か挫折したことがありました。ですが、今回の話を聞いて、あきらめずに何事もがんばっていこうと思いました。そして、自分はもちろん周りの人の命を大切にしていきます。

・人の命がどれくらい大事なのかが、中学生になってやっと分かったような気がします。人の命が誕生するのがキセキだということは、今、出会えている家族や友だちなど、身の回りの人たちに出会えていることもキセキ。そう考えると人と人が出会うのってすごく感動的だなと思いました。自分自身を大切にし、身の回りの人、たくさんの人との関わりを大事にしていこうと思います。

・母は僕に「命を大切に」とよく言います。今まではよく分からなかったのですが、今日話を聞いて「自分が生まれるためにはたくさんの人が大変な思いをしたんだな」と初めて思いました。これからは自分を含めた様々な命を大切にしていこうと思います。

・僕は赤ちゃんが100%死なずに生まれてくると思っていましたが、生まれてきたくても生まれて来られない赤ちゃんがいることを知りました。今の命を大切に生きていきたいと思いました。

・命って大切なものなんだなと改めて分かりました。少しケンカして、お母さんに「生まれてこなければよかった」って言葉を言っちゃったことがあります。でも、お母さんは必死な思いで産んで、ここまで元気に育ててくれた。そんなことを考えたら、私って本当にひどいことをいっちゃったんだなって、後々悲しくなりました。「ありがとう。産んでくれて。」と言いたいと思います。

・お腹の中にいたときはキレイ好きだったのに、どこで道を踏み外してしまったのだろうと思った。先生がおっしゃった「命が大切なんじゃない。あなたが大切なんだ。」と言う言葉がとても胸に刺さった。命ひとつひとつが大切なものだけど、あなたの命、あなたが生きているだけで周りに幸せや喜びを与えているということが分かった。

 みなさん真剣に聞いていました。

 感想もたくさん書いてくれました。

 貴重な経験にしてくれたことをうれしく思います。


  

1年生 健康教育

   10月7日(水)、5~6時間目、1年生を対象とした健康教育の授業を行いました。助産師をされている鈴木亜紀先生をお招きし、出産の話題から命の大切さについてお話をしていただきました。講演の後には、おもりをつけたエプロン(妊婦ジャケット)を数名の生徒が試着し、動きづらい妊婦の苦労を肌で感じる機会もありました。生徒からの感想では、苦労されて赤ちゃんを出産する妊婦に対する尊敬の気持ちや自分が生まれてこれた奇跡に感謝する気持ちなど、改めて命の大切さを実感したとの言葉が多数寄せられていました。


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