今日は、4校時に全校で避難訓練を行いました。
生徒たちには内緒にしておき、急な場面においても適切に対応ができるようにねらいをもって行いました。
職員室から放送で大地震が起きたことを全校に伝えます。
生徒たちは、緊張感をもって真剣に取り組みました。そうすることで、本当の課題が見えてきます。
揺れが収まったら、職員に各フロアの確認の指示が出ます。
今回は階段に倒壊箇所がある想定で、移動が困難です。
情報を正確に取り入れ、避難経路を確認します。
職員が手薄であっても負傷者も数名想定し、速やかな対応も訓練しました。
生徒は小学校から教わっている「おかしも」のルールを守りながら、速やかに第一避難場所である校庭に集まります。
みなさん、速やかに集まることができました。消防署の方からもお褒めの言葉をいただきました。
中学生になると自分の身を守りながら、他の人たちの救助活動も可能になってきます。
お互いの安全確認をしながら必要な情報をキャッチし、適切な順序で行動をとっていく。
訓練をすることで、想定外のものが想定できるようになっていきます。
ぜひこれからも訓練を大切にしていきましょう。
職員はその他にも研修を重ねています。今日は消火栓の使用の訓練を行いました。
消火栓は、「ボタンを押す」こととノズルを回すことで水が流れ、ホースは折れて水が止まらないように配置の工夫をします。複数の職員で連携を取りながら「放水始め」の掛け声と手の合図をします。
その他にもたくさんのことを教わりました。
備えあれば憂いなし。
ぜひご家庭でも緊急時に備えて、話し合いをしてほしいと思います。